手作り指輪の魅力
これを読んでいる皆さんは指輪と言えばどのようなイメージを持つでしょうか?
一般的にはファッションアイテムとしての指輪、あるいはエンゲージリング・マリッジリングのどちらかを思い浮かべる人がほとんどだと思います。
そして指輪をどのようにして手に入れるか聞かれたときには、おそらくブランドショップやジュエリーショップなどの専門店で購入することをイメージするでしょう。
▼目次
手作り感の強い指輪がトレンド
最近一部の人の間では手作り指輪が注目を集めており、インターネット上でもFacebookやTwitterなどで話題になっているのをたびたび見かけます。
そこでここでは手作り指輪にはどのような魅力があるのか、そしてどのようにして作るのかをお伝えしていきたいと思いますので、ファッションに興味を持っている人やこれからエンゲージリング・マリッジリングの準備を考えている人は読んでみてください。
はじめに手作り指輪の概念から説明しておかなければなりませんが、手作り指輪とは厳密に言えばすべての指輪のことを指しており、これはすべての指輪が機械のみで作られるわけではなく、何かしら人の手が加えられるからです。
しかし今回ここでお伝えする手作り指輪とは、自分も実際に作業工程に参加して作るもの、あるいは職人が手作業で仕上げている割合の多いいわゆる手作り感の強い指輪についてです。
じぶんでつくる指輪
まず自分も実際に作業工程に加わって作るほうから説明していきますが、これは手作り指輪を作る専門のアトリエがあって、そこでレクチャーを受けながらクリエイターと一緒に作り上げていくことになります。
この場合、まずは打ち合わせの段階でどのような指輪にするのか決めなければいけませんから、デザインや石、金属の種類などひとつひとつの素材を厳選していきます。
アトリエによって用意できるものが異なる場合もありますので、あらかじめイメージを膨らませておくとスムーズに作業が進められますし、アトリエ選びをするときにも楽です。
このような形で指輪を作るもっとも大きなメリットは、まず世界にひとつしかないオリジナルの指輪が作れること、そしてブランドショップやジュエリーショップで販売されている商品よりもコストが抑えられることがあげられます。
通常ブランドショップやジュエリーショップではすでに出来上がったものが並べられており、その中から自分の好みに合ったものをチョイスしていきますが、アトリエで作る場合はデザインも一から決めていくのでチョイスするのではなく生み出す感覚が強くなります。
したがって、より自分の好きなイメージに近い指輪を作ることができますから、満足度も高くなります。
そしてブランドショップやジュエリーショップで購入するときよりもコストが抑えられるという点ですが、こういったショップで購入する指輪のほとんどはブランド料が加算されるため高価になります。
これはブランドイメージを保つためには必要なことですし、ランクの高いイメージを消費者に与えることでプレミア感を出す意味もあります。
ただすべての人がそういった高級品を買えるわけではありませんので、できるだけコストを抑えたいけど良いものが欲しいという人には手作り指輪がおすすめなのです。
しかも使っている素材は高級ブランドと同じものを使えるところもありますし、出来上がった指輪のクオリティだけなら同じなので、ブランドにこだわらないという人にもおすすめできます。
失敗する可能性を心配する声もあがることがありますが、基本的にアトリエには一人で入るわけではなく、必ずクリエイターと一緒に入り、重要な工程はクリエイターが行いますので仕上がりが失敗することはありません。
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京都で手作り指輪をつくった人の口コミ
セミオーダー・オーダーメイドの指輪
次にもうひとつの手段としてオーダーメイド・セミオーダーがあげられます。
こちらは先ほど紹介したやり方と比べると、よりクリエイターに任せる割合が高くなり、オリジナリティのある手作り指輪を作りたいけどあまり時間が取れないという人におすすめです。
オーダーメイドの場合は一からデザインや素材などを決めていきますし、セミオーダーの場合も用意されているものの中から素材やデザインを組み合わせて決めていきます。
そして打ち合わせで方向性が決まったらその後はクリエイターが手作りで仕上げていきます。
オーダーメイドやセミオーダーはブランドショップやジュエリーショップでもやっているところが多いので、好きなブランドで自分だけのオリジナルの手作り指輪が欲しいという人にも良いと思います。
ただしオーダーメイド・セミオーダーの場合はアトリエで手作りするよりもクリエイターにかかる比重のほうが大きくなりますから、コストは高くなる可能性が高いです。
手作り指輪にかかるコストに関してはアトリエやショップのホームページを参考にしたり、直接問い合わせて聞いてみるのが一番分かりやすいので、まずは気になることをまとめてコンタクトを取ってみるといいでしょう。