手作り結婚指輪の可能性
ブライダル業界も注目の手作り結婚指輪
近年、ブライダル業界でも注目されている手作り結婚指輪ですが、注目を集めている背景にはどのような理由があるのでしょうか?
これまで結婚指輪と言えば数十万円~数百万円するようないわゆる高級ブランドのものをプレゼントするのがスタンダードだとされてきましたし、バブル期には給料3か月分の結婚指輪を…なんてキャッチフレーズもありました。
まず理由のひとつとしてあげられるのが、若い世代のブランド離れです。
まだインターネットがそれほど普及していない時代には無条件でブランド品をありがたがる風潮がありましたし、ブランド品=良いものというイメージが定着していました。
もちろんブランド品は良いものをなのですが、自分で見極めるという感覚を失ってしまっている人も多かったのです。
自分にとっていいものを作れる
ブランドに対するこだわりがなければ、それだけ自分にとって本当に気に入ったものはどんなものか考えるようになります。
たとえばこの指輪が4mmほど幅が狭かったら…といったことを考えている人もいるでしょうし、そういった人にとっては素材やサイズなどを一から選べる手作り結婚指輪は非常に魅力的なのです。
実際に手作り結婚指輪をチョイスした人に話を聞いてみると、ブランド品に気に入ったデザインのものがなかったという人もけっこういましたし、世界にひとつしかないオリジナルの結婚指輪を作りたいという声も数多くありました。
今後スタンダードになっていく可能性
情報量が増えた分、本当にいいものは何か、自分にとって最高なものは何かを判断する基準が増えました。
その結果、結婚指輪もただブランド品を購入するという選択肢だけではなく、ほかの選択肢もあることに気付いたのです。
今後手作り結婚指輪は間違いなくスタンダードになるでしょうし、特にオリジナリティのある指輪を作りたいという願望を持っている人にはファーストチョイスになるでしょう。